JNetHack 3.6.0をMicrosoft Visual Studio 2013でビルドした際のメモ。無保証。

Visual Studio 2013のインストール

ページ左の一覧からVisual Studio 2013を選択してインストールする。express editionなら無料。
Webインストールは時間がかかるのでNetHackでもして待つとよい。

ソースコードのダウンロード

適当なGitクライアントを使って最新のソースコードを取得する。

  • git://git.osdn.jp/gitroot/jnethack/source.git

nhsetup.batでソリューションファイル等を展開

sys/winnt/ntsetup.batをエディタで開いて編集する。

for /f "usebackq skip=2 tokens=1-2*" %%a IN (`reg query %REGTREE% /v ProductDir`) do @set VCDir="%%c"
if not defined VCDir goto :othereditions
if not exist %VCDir% goto :othereditions

25-27行のこの行を削除するか、コメントアウトする。

nhsetup.batをダブルクリックして実行する。トップディレクトリにNetHack.slnがコピーされている。

NetHack.slnを開く

トップディレクトリのNetHack.slnをダブルクリックしてVisual Studioで開く。

3.6.0-0.6でのNetHack.slnには現状japaneseフォルダ以下のソースコードが追加されていないため、ソリューションエクスプローラのNetHack/NetHackWプロジェクト両方にjapaneseフォルダをドラッグ&ドロップして追加する。*1

ビルド

ソリューションエクスプローラから「ソリューション'NetHack' (14プロジェクト)」を右クリックして、ソリューションのビルドを実行し、しばらく待つ。

========== ビルド: 14 正常終了、0 失敗、0 スキップ =========

何度かビルドし直した場合表示が変わるかもしれないが「0 失敗」ならよい。

プログラムの実行

binaryフォルダ内にNetHack.exeが生成されているので実行する。


*1 jconj.c、jlib.c、jpatchlevel.hの3ファイルが追加される。

トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2016-09-22 (木) 23:19:29 (2997d)